04 クサナギ・タケルVS八化身 バーブル


 七英雄の1人、クサナギ・タケルと戦う事になった八化身の名前はバーブルという。
 バーブルの力は、泡だ。
 泡と言っても泡自体が危険だという訳ではない。
 泡の中の空気の部分に様々な毒性要素を隠し、泡が破裂すると中から毒性要素が出てくるというものだ。
 泡自体はその毒性要素を運んでくる運搬としての力がある。
 そう言った意味での泡使いがバーブルという男だった。
 対して、タケルの力は、7番の化獣、ルフォスの宇宙世界で取得した、様々な奇剣を保管する異空間倉庫とゼルトザームとの修業で身につけた圧縮天体の二つだ。
 圧縮天体で攻防一体の構えを維持しつつ、奇剣でも追加攻撃を仕掛けるスタイルを基準とする。
 圧縮天体にしろ、奇剣にしろ、毒性要素に対抗する要素はどちらも持っている。
 直接、毒性要素を吸ったり触れたりしなければ、さして問題は無いと踏んでいた。
 だが、バーブルの泡は変幻自在に動いた。
 そのため、隙あらば、毒性要素でタケルに対して強力なダメージを与えようという攻撃は予想外にきつかった。
 毒と一口に言っても様々な要素があるので、一種類の毒に対する抵抗力のある行動をとっても、別の毒には無効となる。
 そのため、攻撃側に回っている泡の方が圧倒的に有利だった。
 相対するタケルの方は毒に対する対抗策をその度に変えて行かなければならなかったからだ。
 タケルは思わず、
「やるねぇ、おたく……」
 と言った。