どこまでもどこまでもどこまでもどこまでも~……時間が許す限り上を目指す。
 それが、ユリシーズの決意だった。
 こんなところでオリウァンコの刺客ごときに手こずっている暇はない――
 その気持ちが強いユリシーズは、その勢いのままにストリードにつめより、彼を粉砕した。
 ユリシーズを待ちかまえていた敵も途中から、強くなっていたのだが、それも最初の頃の雑魚と区別がつかないくらいにあっさりと全員、ユリシーズに倒された。
 ユリシーズは一切躊躇せずに、淡々と敵を撃破していったのだ。
 そのため、他の七英雄達が戦って来た相手のような戦闘的な盛り上がりは無かったと言えた。
 それだけ、ユリシーズはオリウァンコの刺客を圧倒したのだ。
 他の七英雄達はそれなりに苦戦もしたが、ユリシーズだけは全く苦戦せずに、ねじり伏せる形で勝利をもぎ取って行った。
 こうして、七英雄達は全員、その場に立ち塞がった8つずつの関所をそれぞれが撃破して行ったのだった。
 突破する時間はそれぞれ差があるが、それでも1人も欠ける事なく、オリウァンコの刺客達を倒した。
 その戦いはダミーカノンと共に、カノンの親友であるシアン・マゼンタ・イエローとパスト・フューチャーも見ていた。
 シアンとパストもルフォス・ワールドで特別な力を身につけてはいるが、七英雄達の気魄にただただ、驚いていた。