続く第7の刺客の名前は、ブルンベルクという男だ。
 ブルンベルクは遺体使いだ。
 これまで、この隔離空間で始末してきた挑戦者達の遺体などを動かして使う。
 ゾンビではない。
 殆どが骨になっているからだ。
 ゾンビ使いというよりはスケルトン使いと言った方がしっくりくるだろう。
 もっとも、ゾンビの様になっている遺体も少しは、混じっているので、どちらとも言えないのではあるが。
 多勢に無勢状態となるユリシーズ。
 敵は、この空間で挑戦して来た者達の遺体なので、当然、それぞれが特別な力を持っていたりもする。
 そういう相手にはと、ユリシーズは、ゼルトザームとの特訓で新たに身につけた2つの力の内の1つを使うのだった。
 その力の名前はセカンド・サイトの悪鬼だ。
 ユリシーズが見ている状態で出現する鬼のような存在が出てきた。
 これはユリシーズが目を閉じると消える。
 つまり、ユリシーズの視線の中に現れる存在となる。