最後の第8の関所には、ジョシュアという男が待っていた。
 ジョシュアは人造人間でもある。
 様々な歴史上の名格闘家の情報をインストールする事により、その戦い方を再現出来るという力を持っている。
 この戦いには複数の歴史上の格闘家のデータを持ってきている。
 つまり、様々な格闘技を使いこなす達人達と戦うような者だ。
 プロの格闘家の力を再現できるジョシュアに対して、アーサーは雑な喧嘩殺法――
 まともに勝負すれば、アーサーには勝ち目が無い。
 だが、アーサーには、クレイオブマインドと成立言霊がある。
 この二つの力を駆使して、見事、ジョシュアを倒すのだった。
 倒すには倒したが、精も根も尽き果てた感があったアーサーは、
「ふぃ~、疲れたぁ~」
 と大の字になった。
 ちょっと休むが、他の七英雄同様に再び、前に進む。
 七英雄は例外なくみんな負けるのが嫌いなのだ。
 オリウァンコに売られた喧嘩はなんとしても勝つ。
 その気持ちでまた、向かって行く。