幻であるが、幻で起きた事を脳に強烈に認識させる力を持っているので、幻は幻でも現実にあった事とほぼ同じダメージを負う事になる。
 テセウスは苦戦したが、やはり、同じ様に怪物を超越進化させ、フォルセルも下した。
 最後の第八の刺客の名前は、ブレシアという女だ。
 ブレシアの力は、催眠フェロモンだ。
 相手を虜にさせてしまう力がある。
 テセウスもまた、フェロモンをその力とする男だ。
 男と女のフェロモン対決という事になった。
 怪物を虜にするテセウスに対し、ブレシアの催眠フェロモンは細かい設定が出来た。
 何々の効果を持つフェロモンという感じで、条件を指定して虜などにする事が出来るのだ。
 誘惑に頭がクラクラしつつも、虜にするフェロモンはテセウスの十八番でもある。
 負けるわけには行かなかった。
 ブレシアのフェロモンで怪物達がモンスターハーレムから抜けだそうとするのをテセウスのフェロモンが必死に防ごうとする。
 立ちこめる香りでむせかえるようになる。
 苦しい戦いとなったが、最後はテセウスが、根性を示した。
 ブレシアはテセウスの虜となった。
 ブレシアもまた、怪物の要素を持つ女だった。
 テセウスはブレシアをモンスターハーレムに招き入れた。
 敗北者はオリウァンコに始末されるのだが、テセウスはモンスターハーレムにブレシアを取り込む事によって、それを未然に防ぐ事に成功した。
 テセウスは歩き出す。
 次なる戦いを求めて。