テセウスは自身の力だけで戦っているので、あまり身体を大きくされてしまうとそのままでは勝てなくなる。
 そうそうにけりをつけようと思って向かって行ったが、間合いを取られ、近づけなかった。
 そして、隙を見ては食べて身体を大きくするという事を繰り返した。
 一定時間経つと、消化されて身体が小さくなるようなので、カールスンは絶えず、間合いを取っては何かを食べて身体を大きくして突っ込んでくるというヒットアンドウェイ戦法を取ってきた。
 さすがに20倍以上の体格になられた時には、生身ではどうしようもないので、モンスターハーレムの怪物を呼び出し、倒した。
 カールスンの実力から見ても、この後の敵からは、少なくともモンスターハーレムの力を使わねば太刀打ち出来ないとテセウスは判断した。
 第四の刺客の名前は、グッダルという男だ。
 グッダルの力は、騒音だった。
 聞いているとおかしくなるようなノイズを作り出し攻撃する。
 聞いているだけで、気持ち悪くなる迷惑極まりない力と言えた。
 テセウスはモンスターハーレムから怪物を早々に呼び出し、喉を食いちぎり撃破した。