そして、その成果がついに現れた。
 ネームユーザー達のしっぽを掴んだのだ。
 苦労して見つけたその手がかりを吟侍達は手放さなかった。
 そこから、捜査を念入りに進め、ついに、ネームユーザーの1名を追い詰めた。
 そのネームユーザーの名前は、ツンテンコという。
 ツンテンコは22名のネームユーザーの中でも最弱の存在だが、それ故に、最も姑息な男だった。
 吟侍達に刺客として差し向けた殆どの名無しの存在はこのツンテンコに雇われ、吟侍達に向かってきたのだ。
 つまり、この男を倒せば、刺客は激減する可能性が高いという事でもある。
 ツンテンコは自身の名前を名無しの存在に貸して、その名無しの存在の力を使うという能力をメインにして攻撃してきた。
 自分では土俵に立たずに勝負しようとしているツンテンコらしい能力と言えた。
 だが、ここまで、成長してきた吟侍やフェンディナにとって見れば大した相手とは言えなかった。
 フェンディナの往復ビンタで倒した。
 気を失っているツンテンコの身体を吟侍がまさぐり、小さくなってポケットに収まっていたウルトラコンピューターを破壊した。
 ツンテンコは撃破したが、それでも21名のネームユーザー達はのさばっているので、引き続き、吟侍とフェンディナは、残ったネームユーザー達を追っては倒して、ウルトラコンピューターを破壊するという行動を続けていった。
 途中で様々な出逢いもあった。
 そんな中、ネームユーザーではない、ネームホルダー達の中から、3名をフェンディナの戦力としてスカウトする事が出来た。
 3名のネームホルダーの名前は、カルサとフォルマールとユレと言った。