04 次のロスト・ワールド、パラソル・アンブレラへ


 グレイテスト・ビッグでの目的は無事に果たした、吟侍とフェンディナだが、このまま、現界(げんかい)に戻る訳には行かない。
 吟侍は制限時間ギリギリまでやるつもりだが、フェンディナももういくつかの宇宙世界を渡るのに付き合うつもりだからだ。
 元々、吟侍が、ロスト・ワールドに彼女を連れて来たのは、彼女の潜在能力を引き出すためでもある。
 グレイテスト・ビッグはまだ、一つ目で、これで彼女を満足のいくくらいまで、力を引き上げたかと言うと答えはノーだ。
 彼女には、まだまだ、たくさんの伸びしろがある。
 つまり、一つ目の宇宙世界が終わったというだけで、まだ、現界に戻る時ではなかった。
 4、5回は行くつもりだったので、つまり、後3、4回はどこかの宇宙世界に寄るつもりだ。
 余暇貯時間管理(よかちょじかんかんり)を担保に吟侍は、更にロスト・ワールドの選択をすることになった。
 グレイテスト・ビッグで使った360日は、やはり、一つの冒険をする事を考えると大体二人に合っている日数だと思ったので、今回もまた、360日を担保とした。
 グレイテスト・ビッグではフェンディナとの最初の冒険だったという事もあり、答えの力に頼っていた部分が多かった。