ティルウムスの勢力の力は吟侍のルフォスの様に、宇宙世界をまるまる所有しているという事ではないが、本棚の力で、一つ一つの物語に閉じ込める事が出来る。
 その本の一つの物語の中に彼女達を移動させようという事になったのだ。
 移動させるには、まず、彼女達の力を知らねばならない。
 そこで、自己紹介を兼ねて、軽く手合わせをしてみる事にした。
 フェンディナは疲れているので、彼女の回復を待ってからの試合という事になる。
 出席番号1番、ファラとの戦いが始まった。
 始まったが、今度は命の奪い合いではない。
 あくまでも、お互いの実力を確かめ合うための戦いだ。
 練習試合と言っても良かった。
 ただし、スケールはものすごかったが。