エントロピーは口から何かを出す。
 その何かは、爆発を繰り返し、次々と姿形を変えて行く。
 ボンボンボンボンボンボンボンボンボボボボボボボボボボンボンボンボンボン……
 爆発を切っ掛けにどのようなものになるのか解らないので、対応するのも一苦労だった。
 エントロピーは次々と口から何かを出し、それらは混乱するかのように、絶えず爆発を繰り返し、姿形を変えていく。
 爆発に当たってもダメージを負うので、爆発と爆発の間に何とかするしかないが、爆発と爆発の間は極めて短時間だった。
 せいぜい、数十個くらいなら何とか対応出来るが、エントロピーは絶えず、口から何かを出して増やして行っている。
 気づいたらその数は三桁以上になっていった。
 このままでは埒があかないとフェンディナもSCBをどんどん作って対抗していく。
 最後はポテンシャルの高いフェンディナが何とか競り勝った。
 エントロピーもまた、自身の身体を爆発物に変えて自滅していった。
 やらなければやられるとは言え、何でこんな戦いをとフェンディナは思うのだった。
 エントロピーが最後を迎えた事で、残る出席番号2番の男子の教え子が前に出てきた。
 男子生徒は名乗る。