生徒Aの攻撃をブロスで完全に封じたフェンディナ。
 彼女の勝ちは火を見るよりも明らかとなったのだが、彼女はとどめをさすという事が出来ない。
 敵は、世界を滅ぼそうとしている存在だ。
 気を許せば、そこに付け込み、滅びの道を選択するだろう。
 クアンスティータの様に飛びぬけ過ぎた存在であれば、フェンディナの様な態度でも何とかなってしまうのだろうが、フェンディナはそこまで徹底した強さを示せていない。
 そこが彼女の弱さでもあった。
 生徒Aは玉砕覚悟で突っ込み、自爆した。
 とっさに、ブロスに生徒Aを取り込み事なきを得たが、一歩間違えば、彼女の身は危なかった。
 何とか生徒Aを撃破したものの、その後もルックマン教授の教え子達は強力で、不思議で強大な力を多種多様に用いてきた。
 そのたびに、フェンディナはぎりぎりの状態で勝利していった。
 気づけば、倒した教え子の数は、男性12名、女性11名の23名に達していた。
 どの教え子達も最後は自爆を選んで突っ込んできた。
 敗れる事=自身の死ととらえているのだろう。