ルックマン教授が生前残していた痕跡を吟侍とフェンディナは追っていった。
 ルックマン教授は生前は評価されていなかったが、その痕跡からも彼は凄い才能の持ち主だというのが解った。
 こんな所からあんな発想がと思えるようなものが数多くあった。
 創作バトルを得意とする吟侍にとってはこの発想に触れるだけで、インスピレーションが湧き、更なるスキルアップを促すような感じがした。
 型にはまらないやり方という意味では共通点が多かったからだ。
 ルックマン教授の遺産では、なるほどなと思える事も多くあった。
 途中、グレイテスト・ビッグの強者達とぶつかる事もあった。
 だが、吟侍とフェンディナからしてみれば、よく居る敵に過ぎなかった。
 ほぼ問題なく、淡々と撃破していき、ルックマン教授の痕跡を追っていった。
 すると、まもなくして、明らかに今までと雰囲気の違う男が現れた。
 見た目が変わっていると言う意味ではない。
 その存在が持っている感じ、雰囲気がどこか異質だという事になる。