コーサンとの別れで、自分には、もう怖いものなど無いと思っていた。
 だが、それでも、やっぱり、クアンスティータだけは本当に怖い。
 誕生する事は無いと思いつつも、実際にいたら怖いとして聞かされて育ってきたのだ。
 その最強の化獣がついに誕生してしまったという事は絶対的な絶望と同意義であるとカミーロは感じている。
 それを少しでも覆すためには、エクス/クェスのような幸運を呼ぶ聖魔妖精が必要だ。
 カミーロは、このエクス/クェスを是が非でも吟侍の元に連れて行く気になった。