カミーロが現界を去る前、守るべき対象だった、ソナタ王女は大きく成長した姿を彼に見せてくれた。
 だが、大きな力を手に入れるという事は反面、更なる大きな敵も立ち塞がりやすくなるという事も意味している。
 三銃士だけでは、ソナタを守りきれない――そう思っている。
 それには、吟侍の力が必要不可欠だ。
 かつて、母なる星、セカンド・アースで、幼いながらにして、絶対者アブソルーター達の脅威から救った吟侍の高いポテンシャルが必要となる。
 吟侍には何処までも強くなってもらって、ソナタを守ってもらいたい。
 そんな願いもあった。
 吟侍の強化のサポートは、忠誠を誓ったソナタ王女を守るためでもある。
 そんな事、一度は主を捨てた自分が言うべき事ではないのかも知れないが……
 と思うカミーロだった。