コーサンの最期の力により、カミーロの身体は再び受肉されていく。
 神形職人としての仕事ぶりを見てきたコーサンもまた、神形を作る力を持っていた。
 コーサンは、カミーロを新たなる神形として復活させようとしているのだ。
「そんな……やめてくれ、コーサン。君が居なくては、生きていても……」
「そんな事言わないで。私が作った神形という事になるんだから、大事に使ってね。壊しちゃだめよ」
「コーサン……コーサン」
「愛しているわ、カミーロ・ペパーズ……私が生涯ただ、一人愛した男性……」
「……コーサン……」
「新しく生まれてくる子供を私だと思って可愛がってくれるとう……れ……しい……な……」
「コーサン、コーサン」
「私の……分も……生……きて……ね」
「コォーサァーン……」
 コーサン・ウォテアゲはその短い生涯を終えた。