推測するに、サドマゾは召喚師のようだ。
 魔法陣の書かれた玉から、何かを召喚するタイプの戦い方をするのだと推測できる。
 罪人風の男達がサドマゾを取り囲む。
 見たところ、サドマゾの配下と思われる数十名は何の手も出さないようだ。
 サドマゾを取り囲む罪人達の更に周りを取り囲んでいるから、恐らくは、サドマゾと戦うのならば手は出さないが、そこから逃げだそうとすると捕まえるか、手を出してくるのだろう。
 罪人達を逃がさないための配置であると言える。
「サドマゾが命じる。咎人を縛りし鎖よ、崩れ落ちよ」
 とサドマゾが言う。
 すると、罪人達を縛り付けていた鎖がドロドロに溶けて落ちた。
 これだけ見ても解る。
 恐らく、罪人達が束になってもこのサドマゾには勝てない。
 殺される――
 そう思った。
 罪人達が一斉に襲いかかる。
 だが、サドマゾは動じない。