俺は帰らずの森に向かった。
 そこは、普通の森の様であり、どこか、違和感を持った森でもあるような気がした。
 何が違うのかは解らない。
 何処が異質なんだか解らない。
 森は、静かだった。
 シーンという音がぴったりはまるような静けさだ。
 小動物が時々現れる。
 虫などもいる。
 だが、どの生き物もあり得そうであり、どこか不自然な感じのする印象を受けた。
 しばらく進む。
 だが、どこまで行っても静かな森であり、危険なものは見あたらない。
 だが、俺は気づいた。
 この森の不自然さに。