02 6つ目の依頼と7つ目の依頼


 なんだかんだで彼女が特A級に認められるための課題任務も後、半分――5つクリアすれば、達成となる状態まで来た。
 ナマコミーは考える。
 偶然、上手く行ってはいるが、彼女はまだ、一度も実力で戦っていない。
 こんな彼女を認めて良いものなのだろうか?
 長い監察官生活の中でも彼女のようなケースは初めてだった。
 本当にどう判断して良いのか全くわからない。
 だからこそ、今度は彼女の実力を見る依頼を選ばねばならない。
 ナマコミーはいくつもある依頼候補の書類をじっくりと見た。
 熟慮を重ね、やがて、一つの依頼に決めた。
 今度こそ――
 今度こそ、彼女の真価を見極める。
 そのつもりで、依頼を紹介した。