そして、自分を捕まえれば、手柄になるよと言ってきたのだ。
 まさかとは思っていたが、こんなにあっさりと任務を達成するとは思わなかった。
 世の中間違っていると思うナマコミーだった。
 世の中がフィオナに対して撃甘な状況を作り出しているとしか思えなかったからだ。
 だが、任務は任務。
 彼女は二つ目の課題もクリアしたことになった。
 こんな事は続かない。
 続くわけがないとは思いつつ――
 ひょっとしたら、また……と思ってしまうナマコミーだった。
 次こそは上手くいく訳はないと思いつつ、次の任務を伝えるのだった。
 3つ目の依頼は、大魔王ネーバ討伐だ。
 ネーバはかなりの数の配下を持っている悪名高い大魔王で、力もかなりある。
 今度こそ、上手くいく訳はないと思っていたのだが、今回も上手く行ってしまった。
 大魔王ネーバの支配する星の探索をしたフィオナ達の前には、ネーバの配下の死体の山が築かれていた。
 何処行っても配下が倒された痕跡ばかりが残り、ほぼ素通りで、大魔王ネーバの居城の玉座の間まで来てしまった。
 もぞもぞと動く気配があったので、フィオナが寄ってみると、ガバァっと大きな影が現れた。