だが、予選敗退者達の中から、エキシビジョンマッチくらいならやってくれるという選手は何人か出てきていた。
 大会運営委員ではないので、華芽菜に出来る事は限られているが、ある意味レジェンドとされている華芽菜の呼びかけに答えようと言う選手は結構いた。
 それでも大きな大会に出場予定の選手は断念せざるを得ないが、例え、予選敗退者でも、最近のバトル・チアリーダーのレベルは二年前より数段上がっている。
 それこそ、予選敗退者でも二年前では本戦出場レベルを十分クリアしていた。
 だから、決して、見劣りする様な戦いにはならないという自負があった。
 華芽菜は、本戦出場者は調整があるから戦いは見せられないけど、敗退者ならば、見せてくれることになっているという事などの事情を仁義に説明した。
 仁義としても、すぐにメインディッシュを味わったのではすぐに楽しみが終わってしまうという事で、まずは、バトル・チア全体のレベルの底上げの部分を見てみるとして、納得した。
 今回、仁義に戦いを見せてくれる選手の名前は、ミネア・ウマドという選手とローア・チャンという選手になる。
 無名だが、実力はそれなりに二人ともある。
 レベルを見るだけなので、チーム戦ではなく、個人戦という事になる。