その答えは、ゴブリックにあった。
 ゴブリックにレェバの遺体を取り込んだのだが、実はまだ、彼女は仮死状態で完全に死んだ訳では無かった。
 とは言え、元のサイズでの復活は既に不可能となっていたので、ゴブリックの中でストマとツクの要素が何とか彼女を生かしたいと動きだし、彼女の身体を再構成した。
 それにより、サイズは大体、クォンデルの肘から指先までくらいに縮まってしまってはいるものの、生命体として、再生する事が出来たのだ。
 サイズが小さいから、もう、彼女と肉体関係を持つことは出来ないが、それでも生きていてくれた事がたまらなく嬉しかった。
「ほんとに……ホントに、レェバなのか?」
 涙目になって確認するクォンデル。
 レェバは、
「心配かけてごめんなさい。でも、レェバです。別の生命体になっちゃったけど、間違いなくレェバです、神様」
 と答えてくれた。
 クォンデルは、
「――神様なんて言うな、俺はお前を守り切れなかった。……危うく殺されてしまう所だった。だから、神なんかじゃない。クォンデルと呼んでくれ。俺の名前はクォンデルだ」 と言った。