第三章 決断


 神殿に着くと、既に交戦中だった。
 ストマとツクの乗っていると思われるマシンクリーチャーは40体を越すマシンクリーチャーに囲まれ、ほとんどハチの巣状態だった。
 それでも、何とか、マシンクリーチャーの動力だけは確保していて、何とか起動しているが、中にいる二人も負傷している事が容易に想像がついた。
「い、いやぁぁぁぁぁあぁぁ……」
 叫びだすレェバ。
 クォンデルは、
「まだだ、まだ、死んだと決まった訳じゃない。諦めるな」
 と口にした。
 相変わらずの発言に自分でも戸惑っているのが解る。
 解るが、戸惑っていてもいられない。
 何とか、自分をコントロールして、最善の結果を導きださなければならなかった。
「なんだあれは?」
「ご、ご神体だ」
「まずいぞ、何とかしろ」
 と政府の人間が口々に叫ぶ。
 どうやら、ご神体がゴブリックであるというのはほぼ間違いないだろう。
 クォンデルは考える。
 ここで、政府の人間を攻撃して良いのだろうか?