それは射殺もやむなしの犯罪行為とされているらしい。
 マシンクリーチャーの大きさは大きいものでも20メートルくらいらしいから、ゴブリックの半分以下の全長となる。
 後、わかった事は、ストマとツクは元々から惑星ボイルに住む生粋のボイル人なのだが、レェバの両親は他の星からの移住者らしい。
 そのせいで、レェバはボイル人達から迫害を受けており、それをストマとツクが今までかばってきたらしい。
 ストマとツクは同じボイル人として、レェバを迫害して来た人間達を毛嫌いしており、その人間達の多くが、神殿を管理する側の政府関係の人間達の子息達らしい。
 今回の計画もそういう人間達に一泡吹かせてやろうと思って計画した事らしい。
 レェバにとってはそんなに危ない事はやめて欲しいと思っているのだが、政府に対して反感を持っているストマとツクは自分達だけでもやるという勢いだった。
 状況はだいたい解ったが、だからといって、クォンデルに何かできるかと言うと何もない。
 聞き耳を立てていただけであって、この三人と知り合いという訳でもないし、話しに加わる理由が無い。
 だが、レェバのために何かをしてあげたいという気持ちは何となくだが、少し理解できる。
 ストマとツクが犯罪行為をするという事はレェバを悲しませる事だというのは解るが止める理由も思いつかない。
 吟侍としての要素が、クォンデルでさえ、会話が聞き取れていたのだから、政府の人間がこの情報を得ているという可能性もあることを告げている。