指示待ちだった自分からは考えられないくらい試行錯誤を繰り返していた。
 悩みに悩んで、三択まで絞り、それからまもなく、次の目的地となる星を決めた。
「タイル銀河の惑星ボイルか……ゴブリックの伝説がいくつか残っている星……どんな星なんだろう……」
 クォンデルはゴブリックの光学迷彩機能を使い、姿を消して惑星ボイルの地に降り立った。
 光学迷彩と言ってもいつまでも続くわけではなく、惑星ボイルの地に着いてまもなく、その機能は消えた。
 この機能はカスタマイズされていた時についていた、一時的に身を隠す一回こっきりのものだった。
 何とか機能が消える前に、ゴブリックを湖に隠す事が出来た。
 隠すといっても、額から上の部分は水面から上に出ているが、その部分は枯れ木等を使ってうまく隠した。
 このゴブリックは火の属性なので、水との相性は良くないが、贅沢は言っていられない。
 適当な隠し場所が他に見当たらないので、やむを得ずといった処置だった。
 クォンデルはPRCに乗って、その場所を離れた。
 まずは情報を得なくてはならない。