「何かをつかんで来たようじゃな」
 とオルオティーナ。
 彼女は吟侍の変化を感じ取っていた。
 明らかにセレークトゥース・ワールドに行く前の彼と自信の度合いが違っているのを感じていた。
 修業や新たなパワーを身につけて来た――そう言ったものとは違う。
 全くどうしたら良いのか見えて来なかったものが何となくではあるが、見えて来た。
 そんな雰囲気を持っていた。
 自信に満ちている――そんな感じだった。