吟侍は答えの力でそれを見ていた。
 クアンスティータを知るにはクアンスティータだけを見ていても始まらない。
 それを取り巻く多くのものを見ていかないとクアンスティータと向き合った事にはならない。
 まずは、セレークトゥース・ワールドがどのような所か見てみようと思い、クアンスティータに認められる様に行動したのだ。
 吟侍の思惑通り、セレークトゥースに認められ、まだ、自我がはっきりしていないセレークトゥースの代わりにセレークトゥース・ワールドの方が対応する事になった。
 セレークトゥース・ワールドの住民達は言ってみればセレークトゥースの行動の元になる代弁者のようなものだ。
 セレークトゥース・ワールドの住民と向き合う事がクアンスティータと関わる事の第一歩と吟侍は考えた。