クアンスティータを知っている筈のアリス・ルージュ、ドロシー・アスール、ウェンディ・ホアンの三人は口を閉ざしてしまっている。
だから聞きたくても必要な答えを得られなかった。
その代わりにドゥナが答えの様なものを言ってくれた。
「恐らく、クアースリータの誕生の時の様な振動はありません。考えたくない事ですが、恐らくは――クアースリータの時よりも恐ろしい状態になっています。クアースリータの時は、この宇宙空間自体の自然のエネルギーと反発して細胞の分解という現象が起きました。クアンスティータの場合は宇宙空間自体がクアンスティータに合わせて変わったとしか……私達自身も変わっています。大きな事では、感覚が遮断されています。感覚を閉ざす事によって、クアンスティータからの影響をかわそうと全ての存在の本能の部分から回避行動を取っている。……そうしないと壊れてしまうから……クアンスティータとはそれほどの存在です――なんと、恐ろしい……」
「……俺達の方が変わったって?」
ドゥナの答えに対して疑問を浮かべる琴太だったが、言われて見れば自分の体感、感覚が今までと違っていて、何となくおかしい。
何というか、外に向いていない。
今までは外の自然環境にも感覚が向いていてそれをキャッチ、利用してスキルアップなどもしていたが、今は完全に感覚が身体の内側にだけ向いている感じだった。
自身の成長のためには外の環境にも感覚を向けないと行けないのに、今は何故かそれをしようと思わない。
いや、思えない。
外に向けたら、全てが終わる――そんな脅迫観念が支配していた。
感覚を外に向けられないという事が解ると、とたんに震えが来た。
何が起こっているんだ?
これは普通じゃない。
明らかに異常な状態になっている。
動揺する琴太を慰めるようにドゥナが言葉を続ける。
「落ち着いて下さい。どうやら、神々や悪魔がこの超異常事態を安定させようと動いているようです。しばらくすれば、感覚も戻ってくると思います」
「ど、どうなっちまったんだ、一体……」
琴太達は一様に顔面蒼白になっていた。
だから聞きたくても必要な答えを得られなかった。
その代わりにドゥナが答えの様なものを言ってくれた。
「恐らく、クアースリータの誕生の時の様な振動はありません。考えたくない事ですが、恐らくは――クアースリータの時よりも恐ろしい状態になっています。クアースリータの時は、この宇宙空間自体の自然のエネルギーと反発して細胞の分解という現象が起きました。クアンスティータの場合は宇宙空間自体がクアンスティータに合わせて変わったとしか……私達自身も変わっています。大きな事では、感覚が遮断されています。感覚を閉ざす事によって、クアンスティータからの影響をかわそうと全ての存在の本能の部分から回避行動を取っている。……そうしないと壊れてしまうから……クアンスティータとはそれほどの存在です――なんと、恐ろしい……」
「……俺達の方が変わったって?」
ドゥナの答えに対して疑問を浮かべる琴太だったが、言われて見れば自分の体感、感覚が今までと違っていて、何となくおかしい。
何というか、外に向いていない。
今までは外の自然環境にも感覚が向いていてそれをキャッチ、利用してスキルアップなどもしていたが、今は完全に感覚が身体の内側にだけ向いている感じだった。
自身の成長のためには外の環境にも感覚を向けないと行けないのに、今は何故かそれをしようと思わない。
いや、思えない。
外に向けたら、全てが終わる――そんな脅迫観念が支配していた。
感覚を外に向けられないという事が解ると、とたんに震えが来た。
何が起こっているんだ?
これは普通じゃない。
明らかに異常な状態になっている。
動揺する琴太を慰めるようにドゥナが言葉を続ける。
「落ち着いて下さい。どうやら、神々や悪魔がこの超異常事態を安定させようと動いているようです。しばらくすれば、感覚も戻ってくると思います」
「ど、どうなっちまったんだ、一体……」
琴太達は一様に顔面蒼白になっていた。