「おとうとは、パースはどんな最期だった?」
突然、導造君に尋ねるジェンド。
「正直、あんたに、義理立てしてバカみたいだと思った。だけど、どこかかっこよかった――そうも思ったよ」
導造君はこう答えた。
「ふっ、お前の様な小僧と互角だと言うことも俺がバカな男だという証拠だな」
「どういう事?」
「やめだ。お前とはまだ戦わんという事だ」
「僕は決着をつけるつもりでいたけど?」
「今のお前じゃ本気になった俺には勝てん。こんな感じでな」
「ぐっ……」
突然の不意打ちに導造君はダウンした。
大分スキルは上がったけど、導造君の戦い方は正直過ぎる。
大人のいやらしさも兼ね備えたジェンドの方がまだ、一枚も二枚も上手のようだ。
大ピンチ――と一瞬思ったが、ジェンドには言葉通り、戦う意志が無いのか、戦いをやめてしまった。
「【ファイシャ】、俺は降りる」
ジェンドはそう言った。
それは、【ファイシャ】の加護を受けないという決意表明だった。
「どういう事?」
そう尋ねる導造君に、ジェンドは
「俺はお前達と共に動こうとは思わん。だが、【ファイシャ】にしっぽを振るつもりもない。俺は独自に俺の力をアップさせていく。強くなった時、改めて、お前ともやってやる。今はその時じゃない」
と言って去っていった。
――助かったの?
今までは力は強いけど、精神的には未熟な連中ばかりだったけど、ニアマリアと言い、パースと言い、ジェンドと言い、精神的にも強い敵が現れるようになったという事になるのかしらね。
私達は強敵になっていくこれまでの敵達の変化を感じ取るのだった。
突然、導造君に尋ねるジェンド。
「正直、あんたに、義理立てしてバカみたいだと思った。だけど、どこかかっこよかった――そうも思ったよ」
導造君はこう答えた。
「ふっ、お前の様な小僧と互角だと言うことも俺がバカな男だという証拠だな」
「どういう事?」
「やめだ。お前とはまだ戦わんという事だ」
「僕は決着をつけるつもりでいたけど?」
「今のお前じゃ本気になった俺には勝てん。こんな感じでな」
「ぐっ……」
突然の不意打ちに導造君はダウンした。
大分スキルは上がったけど、導造君の戦い方は正直過ぎる。
大人のいやらしさも兼ね備えたジェンドの方がまだ、一枚も二枚も上手のようだ。
大ピンチ――と一瞬思ったが、ジェンドには言葉通り、戦う意志が無いのか、戦いをやめてしまった。
「【ファイシャ】、俺は降りる」
ジェンドはそう言った。
それは、【ファイシャ】の加護を受けないという決意表明だった。
「どういう事?」
そう尋ねる導造君に、ジェンドは
「俺はお前達と共に動こうとは思わん。だが、【ファイシャ】にしっぽを振るつもりもない。俺は独自に俺の力をアップさせていく。強くなった時、改めて、お前ともやってやる。今はその時じゃない」
と言って去っていった。
――助かったの?
今までは力は強いけど、精神的には未熟な連中ばかりだったけど、ニアマリアと言い、パースと言い、ジェンドと言い、精神的にも強い敵が現れるようになったという事になるのかしらね。
私達は強敵になっていくこれまでの敵達の変化を感じ取るのだった。