07 VSジェンド・ガメオファルア


 三日後というのはホント、あっという間に経つわね。
 ジェンド・ガメオファルアとの決戦まで、もう間近になっている。
 待ち合わせのジェノサイドパークの時計台前にて、導造君が待っている。
 敵より早く着いたようだ。
 私達は少し離れた丘陵から、その様子を窺っている。
 勝負は導造君とジェンドの一騎打ち。
 他のメンバーに入り込む余地は無い。
 もし、居るとすれば、それはハイースだけだろう。
 どちらとも関係を持っている彼女だけが、この戦いに割って入る権利を持っている。
 だけど、パースとの死闘を経た彼女は恐らく、最後まで手を出さないだろう。
 答えが出せないからだ。
 パースとの戦いも悩み続け、結局、答えが出せないまま、彼女はパースの死という最悪の結果を招いてしまった。
 何らかの答えを持っているとすれば、ハイースよりもむしろ導造君の方が可能性を持っているように思える。
 吟侍君の義弟だからという贔屓目を差し引いても、何となく何かしてくれるのではないかという期待が今の彼には多少だけど持てる。
 反面、やっぱり導造君だからという事もあるんだけどね。
 彼の事だから、失敗して、情けない結果になるのではないかと言う場合もあり得る気がする。
 どちらとも言えないのだ。
 私はどちらの可能性も五分五分だと思っている。
「………っ……」
 何か言いたげなハイース。
 何かしら言いたいけど、言いたい言葉が見つからない。
 そう言った感じだ。