「雑魚は黙っていろ」
「ざ、雑魚やてぇ、おんどれぇ、奥歯に手ぇ突っ込んでガタガタ言わしたろかぃ」
「虎児さん、お気持ちはありがたく思います。でも、私がやります。私の責任ですから」
「っちっ、なんや、気に入らへんけど、ねーさんがそう言うなら俺の出番はないな」
「ありがとう。パース、あなたとの決闘、承りました。お受けします」
ハイースは覚悟を決めたようだ。
これは元はと言えば、【ファイシャ】が割って入った事で起きた事だ。
【ファイシャ】が絶対者達の新たなる支配者とならなければこんな事にはならなかった。
義理とは言え、家族同士が戦うなんて間違っている。
何とかならないのかしら……
「では、姉上、明日の夕刻、磔山(はりつけやま)の山頂にて待ちます。芦柄 導造、貴様は三日後だ。三日後の朝、ジェノサイドパークの時計台前で兄上が待っている。遅れるなよ」
と言って去っていった。
ハイースは、
「これは私と弟の問題です。手助けは無用です」
と言っていた。
思い詰めている表情だったから、あんまり無理しないと良いんだけど。
クリスティナは
「ダーリンを苛める悪い奴。私が出る」
と言っていたが、導造君は、
「良いよ、良いよ、僕が出るから、気にしないで。ハイースさんが一人でやるってのに、僕の時だけ手助けしてもらうって訳には行かないよ」
と言っていた。
「ざ、雑魚やてぇ、おんどれぇ、奥歯に手ぇ突っ込んでガタガタ言わしたろかぃ」
「虎児さん、お気持ちはありがたく思います。でも、私がやります。私の責任ですから」
「っちっ、なんや、気に入らへんけど、ねーさんがそう言うなら俺の出番はないな」
「ありがとう。パース、あなたとの決闘、承りました。お受けします」
ハイースは覚悟を決めたようだ。
これは元はと言えば、【ファイシャ】が割って入った事で起きた事だ。
【ファイシャ】が絶対者達の新たなる支配者とならなければこんな事にはならなかった。
義理とは言え、家族同士が戦うなんて間違っている。
何とかならないのかしら……
「では、姉上、明日の夕刻、磔山(はりつけやま)の山頂にて待ちます。芦柄 導造、貴様は三日後だ。三日後の朝、ジェノサイドパークの時計台前で兄上が待っている。遅れるなよ」
と言って去っていった。
ハイースは、
「これは私と弟の問題です。手助けは無用です」
と言っていた。
思い詰めている表情だったから、あんまり無理しないと良いんだけど。
クリスティナは
「ダーリンを苛める悪い奴。私が出る」
と言っていたが、導造君は、
「良いよ、良いよ、僕が出るから、気にしないで。ハイースさんが一人でやるってのに、僕の時だけ手助けしてもらうって訳には行かないよ」
と言っていた。