02 イグニスの調査


 私達は一旦、二班に分かれて行動する事にした。
 まだ、ショックから抜け出ていないメンバーととりあえず前向きに行動しようというメンバーに別れようと思ったのだけど、どうもはっきりしなかったので、私の独断で、目が泳いでいないと感じたメンバーだけ、連れて惑星イグニスの探査チームを作った。
 連れてきたメンバーは私の他は、ブリジット・コルラードとクリスティナ・ラート、西川 虎児(にしかわ とらじ)の三人だ。
 クリスティナは導造君と居たいと言っていたが、メンバーが足りなかったので、強引について来て貰った。
 まさか、あの冷静なハイース・ガメオファルアまで動揺しているとは思わなかったわ。
「なぁなぁ、俺ら何しに行くん?」
 虎児が私に尋ねる。
「とりあえず、惑星イグニスの変化を見ていくわ。虎児、あんたも気づいた事あったら言ってよね。今まで別行動だったんだから、あんただけにしか解らない事だってあるでしょ」
「せやね。まぁあるっていやぁ、あるかな?」
「何よ」
「ほれ、これ」
「何?っぎゃあぁっ」
 私は思わず飛び退いた。
 私が見せられたのは何とも奇妙でウネウネした物体だった。
 何が何だか解らないけど、とにかく生理的に受け付けないくらい気持ちが悪かった。