クアンスティータが何より怖かった――そういう言い訳は立つが、クアンスティータが産まれていないかも知れない状態の時に、逃げ出してしまったという現実――、実際に手を下したのは【ファイシャ】ではあるけど、それを望んでしまった自分は確かにいた。
そして、それは私だけじゃない。
この場に居る者は恐らく、クアンスティータから逃げ出す事を選択した。
そう顔に書いてある。
みんな、戦わず逃げたという罪悪感に押しつぶされそうな顔をしているからだ。
「みんな、これから、どうする?」
私は聞くだけ聞いた。
答えはわかっている。
みんなどうしたら良いのかわからないって事くらいは。
みんな、クアースリータのパワーのあまりの大きさに次に産まれてくるクアンスティータの力を勝手に想像して萎縮していた。
それから逃れられたかも知れないという安堵と他の仲間を置いて逃げたという罪悪感で頭がいっぱいなのだ。
それに、この抜界だって、完全に安全だという保証は何処にもない。
クアンスティータが追って来れないという証明はされていないのだから。
クアンスティータならば、出てきてもおかしくないという不安は常に頭の片隅にこびりついている。
本当の意味での安堵など無いのだ。
どっちにしろ不安なら、私は現界に戻りたいと思っている。
居なかった事にされるより、危険でも私は好きな人達に覚えていて貰いたい。
私の今の望みはそうだ。
だけど、他の人にそれは、強要は出来ない。
中には、抜界に来てホッとしたという人が居てもおかしくないからだ。
現界に戻る前に、一度は本格的に話し合った方が良い。
私はそう思う。
そして、それは私だけじゃない。
この場に居る者は恐らく、クアンスティータから逃げ出す事を選択した。
そう顔に書いてある。
みんな、戦わず逃げたという罪悪感に押しつぶされそうな顔をしているからだ。
「みんな、これから、どうする?」
私は聞くだけ聞いた。
答えはわかっている。
みんなどうしたら良いのかわからないって事くらいは。
みんな、クアースリータのパワーのあまりの大きさに次に産まれてくるクアンスティータの力を勝手に想像して萎縮していた。
それから逃れられたかも知れないという安堵と他の仲間を置いて逃げたという罪悪感で頭がいっぱいなのだ。
それに、この抜界だって、完全に安全だという保証は何処にもない。
クアンスティータが追って来れないという証明はされていないのだから。
クアンスティータならば、出てきてもおかしくないという不安は常に頭の片隅にこびりついている。
本当の意味での安堵など無いのだ。
どっちにしろ不安なら、私は現界に戻りたいと思っている。
居なかった事にされるより、危険でも私は好きな人達に覚えていて貰いたい。
私の今の望みはそうだ。
だけど、他の人にそれは、強要は出来ない。
中には、抜界に来てホッとしたという人が居てもおかしくないからだ。
現界に戻る前に、一度は本格的に話し合った方が良い。
私はそう思う。