ジャンルとマドゥワスは耳飾りへとメタモルフォーゼし、キャリアの両耳についた。
 ジャンルとマドゥワスもまた、キャリアが産み出した存在でもある。
 偽クアンスティータではないが、この二名もまた、愛するわが子でもある。
 偽クアンスティータ達はクアンスティータのために動き、キャリアの元を去って行ってしまったが、この二名の聖魔は母である彼女を守るために常についていてくれることを選択したようだ。
 常に離れず耳飾りとして、キャリアにつき、非常時には聖魔となって彼女を守ってくれるのだろう。
 キャリア、キャトラ、フォールの三名は海岸の近くにキャンプを張った。
 のんびりこれからの事を相談し、生きていくための話し合いをした。
 今、宇宙ではクアースリータ誕生とクアンスティータ誕生のカウントダウンにより大混乱の真っ最中だ。
 だが、それは直接、キャリア達には関係ない。
 今は休息中。
 今まで散々、苦労してきたんだ。
 こんな時くらい休ませてもらう。
 キャリアはそう思いながら捕れたばかりの新鮮な魚を口に運ぶのだった。

続く。