つまり、第二期の偽クアンスティータがこの瞬間、誕生した事になるのだ。
 十本の内、九本の円柱が四方八方に飛んで行った。
 偽クアンスティータの役割は、クアンスティータに害なす存在の始末をするという事になる。
 第一期偽クアンスティータと同じように、その存在の始末に向かったのだ。
 キャリアの前には残る1本円柱が残っている。
 この一本は、プリームム(第一)・イミターティオ・クアンスティータ/パグールス(蟹)・クアンスティータとある。
 つまり、第二期の第一の偽クアンスティータがこの円柱に入っているという事になる。
 ツェヴァ身族をクアンスティータに害なす存在として認識したという事になる。
 円柱がドロドロに溶けていく。
 中から、女性型のフォルムが顔を出す。
 女性のような形をしていながら女性ではない別の生命体――
 第二期偽クアンスティータ、パグールス・クアンスティータだった。
 パグールス・クアンスティータが現れた瞬間、神と悪魔による加護を受けている聖魔地帯が崩壊した。
 パグールス・クアンスティータのパワーに耐えきれなかったのだ。