第三章 キャリアVS進化石の四種族


 キャリアは進化石の四種族との戦いの最中、まだ、時間になっていないのにテネブライに渡り、2級使愚魔達も全滅させた。
 この事から、キャリアが自在にルーメンとテネブライを行き来出来るようになった事がうかがえた。
 もはや、光の属性、闇の属性という事にこだわる必要がないのだ。
 そして、キャトラとフォールにも自身のエネルギーを送り、光と闇の両属性を与えた。
 更に、悪魔の属性を持った男性サボータと天使の属性を持った男性セラフィールを、
 悪魔の属性を持った女性クルゥと天使の属性を持った女性フクィンをそれぞれ融合させる。
 それにより、サボータとセラフィールの融合生命体、聖魔(せいま)ジャンルとクルゥとフクィンの融合生命体、聖魔マドゥワスが誕生した。
 それが神の領域、生誕を司る力を持った事を意味した行動であることをキャトラとフォールは理解した。
 男女の違いはあるが、ジャンルとマドゥワスはどちらもかつてのキャリアのように、天使の翼と悪魔の翼を片方ずつ持つ存在となった。
 天使でも悪魔でもないため、それは聖魔という事になる。
 新生キャリアとキャトラとフォール、ジャンルとマドゥワスの5名はルーメンとテネブライの区別はつけなくても良くなった。
 むしろ、ルーメン側、テネブライ側に勢力が別れてしまう、神や悪魔の軍勢の方が不利に働くことになる。