怪物ファーブラ・フィクタは惑星ファーブラ・フィクタを経由して、ニナ・ルベル――本物のクアースリータ、クアンスティータの双子を産む母体と共に、惑星ルーメンと惑星テネブライの無限ループの中から抜け出て行った。
 後で、二期の偽クアンスティータのための核を届ける事になるだろうが、それはまた、後の話だ。
 怪物ファーブラ・フィクタはその場を後にした。
 キャリア達には何も告げなかった。
 伝えなくても今のキャリア達であれば、彼が思った通りの行動を取ると確信したからだ。
 敵が居なくなったが、Fは進化石の四種族をキャリア達の敵として用意してその場を離れた。
 覚醒したとは言え、まだ、パワーの安定していないキャリアの力を制御させるためにだ。
 はっきり言えば、キャトラや二羽の天使など、どうでも良かった。
 キャリアさえ自分の思い通りに動いてくれればそれで良かった。

 キャリア達4名と進化石の四種族の戦いが始まる。
 今度は手加減は必要ない。
 キャリアは全くの別物へと進化を果たしたのだ。