むしろ、他の存在を守っているというのが正解だろうか。
 下手にクアンスティータに手を出せば巻き添えで、他の存在も死滅するため、本物より、弱い偽者が相手をする事で極力本物との接触を断つ役目を果たしているという点では必要な存在であると言える。
 だが、Fからしてみれば、それは相手側に立った視点だ。
 クアンスティータの目線ではない。
 クアンスティータにとっても中途半端な存在にチョロチョロされるよりは代わりに相手をしてくれる偽クアンスティータが居た方が良いのかも知れないが。
 どちらにしても、Fはキャリアをどうしたいのかが見えてない状態だった。
 このまま、偽クアンスティータを産ませるのが正解なのか、それとも、放っておいて、好きにさせるのが正解なのか?
 どっちか解らない。
 または、全く別の答えかも知れない。