新たな2級天上使の名前はロロード。
 ワープを得意とする天上使で、別空間への移動を繰り返しながらの攻撃となる。
 別空間にあるものも持ってこれるので、ロロードに対して身構えていても突然現れるものがなんなのか解らないと対処をしようがない。
 あれこれ手をこまねいている内にルーメンからテネブライの時間になってしまった。
 カヂの時から、決着がつきにくくなっている。
 悪しき連鎖が続いている。
 ここらでルーメンにいるときはルーメンの、テネブライにいるときはテネブライの敵を一回で決着をつけていく流れに戻したいところだ。
 だが、テネブライでも2級の刺客がキャリアとフォールに立ち塞がる。
 2級使愚魔ブラドットと同じく2級使愚魔ボーンボが立ち塞がる。
 ブラドットは血液の能力を持つ使愚魔だ。
 その血液は猛毒で出来ていて、その血液に触れたら触れた所から身体が腐っていってしまうという。
 腐敗血液と呼ばれる血液で、下手に傷つけると返り血を浴びたとたんに致命的になってしまう。
 ボーンボは体中の骨が特殊な金属で出来ている使愚魔だ。
 骨が異様に硬いので、まともにぶつかってもダメージを負うのはキャリア達の方となる。
 ある意味カヂに近い身体の持ち主となる。
 だが、カヂは身体全体が異常に硬かったが、このボーンボは骨が硬いだけだ。
 上手く、肉を切らせれば、ダメージを与える事は出来る筈だった。
 だが、ブラドットとボーンボも連携で来られると非情に厄介であると言えた。
 能力的には大した事ない2体の使愚魔達だが、2級たらしめるのはその基本的な体力、戦闘力であると言えた。
 キャリアとフォールも連携で対処するが、ブラドットとボーンボには長年連れ添ったと思われる様な連携攻撃はキャリア達の連携を上回っていた。