チグウ族、ツェヴァ身族、シェアスール族、ワサト永族と呼ばれる神話前紀の四大種族との戦いが終わった後は、ツイン・シスターオペレーションの三大成功例との戦いが待っていると告げられた。
 ツイン・シスターオペレーションとは、神話の中で最強の双子と呼ばれるクアースリータ、クアンスティータにあやかって、性質の違う双子を作りだそうというプロジェクトの事を言う。
 クアースリータとクアンスティータを真似ようと思ってもいざやってみると大失敗の連続だったという。
 無数の実験が行われ、成功例はたった3例だという。
 その3例を取ってみても本物のクアースリータ、クアンスティータには遠く及ばないらしいが。
 その成功例である、デクシア(右)、アリステラ(左)姉妹、
 プリュス(+)、モアン(-)姉妹、
 プラーミァ(炎)、リョート(氷)姉妹が相手になると言う。
 どの存在をとってみても、クアンスティータという大きすぎる存在からこぼれ落ちた存在であると言える。
 生まれてもいないのに、たくさんの存在を生み出す元となっていて、様々な影響を与えているクアンスティータ――
 考えれば考える程、現実感が無い存在だった。
 もし、そんなものが誕生したら、何もかもが終わりになってしまうのではないかとさえ思えてくる。
 何にしても、キャリア達に拒否権は無い。
 Fが用意する刺客を倒していくしかないのだ。
 キャリアは結界を早めに解くことにした。
 もし、Fからの刺客が途轍もなく強かったならば、一定の距離を取ったり、考えるための休息が必要となる。
 制限時間いっぱい使い切ってしまったらその手も使えなくなる。
 次に解放されるのはルーメンだ。
 とすれば、パートナーはキャトラという事になる。
 頼もしくなって来たとは言え、まだまだ、フォールに比べると、つめの甘い部分も多い。