リノン様にくっついていたからリノン様も一緒に貰っておそろいだね。
 死なない程度に手加減してくれる辺り、リノン様の優しさを感じるな。
「おい、バカ共、じゃれ合ってないで、オレの願いをどうするつもりだ」
 離れていて無事だった、ね……にーちゃんがしれっと言った。
「もう、いや……お願いだから、私を像に戻してぇ~!」
 リノン様は何故か泣き叫んだ。
 出てきたばかりで情緒不安定なのかな?
 まぁ、いいや。
 戻し方も解らないし、リノン様には僕んちに一緒に住んでもらおうっと。
「おい、流星、この洗濯板女じゃ埒があかねぇ。他の十二曇天も目覚めさせてオレの願いを叶えさせろ」
 にーちゃんのお達しだ。
 だけど、残念。
 現在、調査中で、他の十二曇天様の目覚めさせ方はまだ、わからないんだよね。
 でも、全員起きてもらって、うちが美少女だらけっていうのも悪くないよね。
「にーちゃんの頼みなら仕方ないな。後で調べておくよ」
「お前の瞳がそれは嘘だと言っているぞ流星よ。お前の眼光は腐っている。濁っている。よどんでいる」
「ううう、うそじゃないよよよ。ほほほ、ほんとだよってば……」
「お前はすぐ顔や言葉に出るからな、まるわかりだ流星よ」
「び、美少女に囲まれてうっはうはなんてこれっぽっちも思ってないよ」
「なるほど、そう思っているのか、愚弟よ」
「痛い、痛い、ぐりぐりはやめて……でもおっぱいが背中に当たってちょっと気持ち良いかも」
 僕はにーちゃんのヌクモリを背中に感じで感動する。