面を喰らったファビアン君は残った6つの瓢箪を自分の手元に戻そうとした。
 その時、瓢箪と【トラッパー】の指を結んでいた糸を【バッター】は強く踏んだ。
 すると、【トラッパー】は両腕を地面につくことになる。
 その一瞬出来た隙を逃さず、【バッター】はトドメを刺した。
 これで危なげなく獣馬君も勝利して3人とも勝利で一回戦へとコマを進めた。
「やったじゃない、みんな」
「初戦からやられるようなら、初めから参加しねぇよ温子」
「でも強敵とぶつかる場合だってあるのよ。そうしたら負けちゃうことだってあるかもよ?」
「地球代表戦はぶっちぎりで優勝するからそんなことねぇよ」
「油断大敵、油断していると思わない相手に負けることだってあるのよ」
「はいはい、わかった、わかった」
「あ~解ってないわね。こら待ちなさい」
「温子は心配性なんだよ」
 獣馬君は自信家でもあるけど、少し傲慢でもあるわね。
 慢心が敗北を産むことだったあるって教えておかないといけないわね。
 でも、とにかく、初戦突破おめでとう。
 一回戦は次だけど、今回が私達にとっての一回戦みたいなものだからね。
 一回勝つと自信も出てくるし、この調子で次の一回戦も勝ちたいわね。