油断していたとは言え、練習相手をしてくれた諷太くんを良いところまで追い詰めて見せたのだ。
 想像の仕方がよく解って居なかった女の子が想像する楽しみというのを覚えたら、成長は早かった。
 彼女はメキメキと実力をつけてきた。
 夢命戦チームの3人には敵わないものの、夢命祭チームからは頭一つ飛び抜けるまでには実力をアップさせて見せたのだ。
 向上心というのはやっぱり凄いなと思った。
 実力によってチーム分けするのではなく、やる気のある無しでチーム分けするのが、ベストだったんだなと思った。
 彼女の実力が足りてない部分は他の3人が上手くカバーしているし、チームワークから考えて、今の4人で夢命戦チームにするのが一番だなと思った。
 そう考えると、後、最低1人、探し出せれば、宇宙戦を視野にいれて夢命戦を戦っていく事が出来ることになる。
 まぁ、戦いは連戦になるので、どうしてもリザーバーは最低でも1人は欲しいところだけどね。
「よし、気合い入れるぞ」
 私は目標が見えてきた。