この戦いはフェンディナが望むような結果とはならなかったが、辛くも勝利した。
これで、残す1戦を勝てば、フェンディナは10勝した事になる。
一方、ゲスデゲスの方はこれで本当に後が無くなった。
後は10年分の寿命を代償とする切り札しか残っていない。
10年の寿命かマザー神樹の伐採による儲け……そのどちらかを諦めるしかない。
吟侍は、
「フェンディナ、怪我は大丈夫か?すまねぇ、無理させちまっているとは解ってるんだが、あんたの成長を考えるとどうしても……」
「気にしないで下さい、吟侍さん。私も納得してやっていることですから……」
「だけど、女の子にこんなひでぇ戦いをさせるなんて、おいらやっぱり最低だな……」
「違いますよ、吟侍さん。女の子だって戦う時は戦うんです。私としては見守って下さっているだけでも大変ありがたいですよ」
「無理なら次の戦い、棄権しても……」
「いえ、やります。後、一回勝てば終わりですからね。私も何かを守れるんだっていう自信が欲しかったですし、最後までやりとげます」
「本当に危ねぇと判断したら、助けに入るから」
「それはやめて下さい。助けて貰えると思ってやったら、本当の成長はしません」
「そ、そうか?」
「そうです。吟侍さんに安心して見て貰えるように次の戦いも頑張ります。女の子も結構強いんですよ」
そういうとフェンディナはにっこりと笑った。
それを見て、吟侍は思わずドキッとしてしまう。
カノンという恋人が居なかったら、どうなっていたかわからないなと思うのだった。
フェンディナは吟侍とは結ばれないかも知れない。
だが、相手を慕う事は自由だ。
相手を想う力がパワーになるのであれば、それもまたありかも知れない。
これで、残す1戦を勝てば、フェンディナは10勝した事になる。
一方、ゲスデゲスの方はこれで本当に後が無くなった。
後は10年分の寿命を代償とする切り札しか残っていない。
10年の寿命かマザー神樹の伐採による儲け……そのどちらかを諦めるしかない。
吟侍は、
「フェンディナ、怪我は大丈夫か?すまねぇ、無理させちまっているとは解ってるんだが、あんたの成長を考えるとどうしても……」
「気にしないで下さい、吟侍さん。私も納得してやっていることですから……」
「だけど、女の子にこんなひでぇ戦いをさせるなんて、おいらやっぱり最低だな……」
「違いますよ、吟侍さん。女の子だって戦う時は戦うんです。私としては見守って下さっているだけでも大変ありがたいですよ」
「無理なら次の戦い、棄権しても……」
「いえ、やります。後、一回勝てば終わりですからね。私も何かを守れるんだっていう自信が欲しかったですし、最後までやりとげます」
「本当に危ねぇと判断したら、助けに入るから」
「それはやめて下さい。助けて貰えると思ってやったら、本当の成長はしません」
「そ、そうか?」
「そうです。吟侍さんに安心して見て貰えるように次の戦いも頑張ります。女の子も結構強いんですよ」
そういうとフェンディナはにっこりと笑った。
それを見て、吟侍は思わずドキッとしてしまう。
カノンという恋人が居なかったら、どうなっていたかわからないなと思うのだった。
フェンディナは吟侍とは結ばれないかも知れない。
だが、相手を慕う事は自由だ。
相手を想う力がパワーになるのであれば、それもまたありかも知れない。