だが、そんな事を気にしている余裕はない。
素性がばれてしまったら、フェリクスもアウローラもただでは済まされないのだから。
そんな緊張感の中での再会だった。
対抗組織では【紅蓮】に対抗するために、チーム編成を組むことになった。
まず、二人から五人で一つのグループとなり、十のグループをひとまとめにして、一班とする。
それを二十班作って、一般から募集した兵隊となる。
フェリクスとアウローラは二人で一つのグループとなることにした。
他の誰かと組むより、お互いが組んだ方が良いと直感で判断したためだ。
班への報告は定期的にしなくてはならないが、探索任務では二人だけで動けるという状態になった。
なし崩し的にとはいえ、フェリクスもアウローラもずっと気にしていた相手としばらく行動を共にすることができるようになった。
「げ、元気だった?」
「あ、うん、そっちは?」
「こっちも、それなりに……」
「そう……」
「うん……」
「………」
「………」
チームを組むのだからコミュニケーションをとっていろいろとこれからの事を相談しないといけないのに、双方共に、言葉が出てこない。
自分が今、どんな感情で動いているのかよくわからないので、何をしゃべったら良いのかわからないからだった。
素性がばれてしまったら、フェリクスもアウローラもただでは済まされないのだから。
そんな緊張感の中での再会だった。
対抗組織では【紅蓮】に対抗するために、チーム編成を組むことになった。
まず、二人から五人で一つのグループとなり、十のグループをひとまとめにして、一班とする。
それを二十班作って、一般から募集した兵隊となる。
フェリクスとアウローラは二人で一つのグループとなることにした。
他の誰かと組むより、お互いが組んだ方が良いと直感で判断したためだ。
班への報告は定期的にしなくてはならないが、探索任務では二人だけで動けるという状態になった。
なし崩し的にとはいえ、フェリクスもアウローラもずっと気にしていた相手としばらく行動を共にすることができるようになった。
「げ、元気だった?」
「あ、うん、そっちは?」
「こっちも、それなりに……」
「そう……」
「うん……」
「………」
「………」
チームを組むのだからコミュニケーションをとっていろいろとこれからの事を相談しないといけないのに、双方共に、言葉が出てこない。
自分が今、どんな感情で動いているのかよくわからないので、何をしゃべったら良いのかわからないからだった。