ネダコは
「ありがとう……あんただけでも気づいてくれて……嬉しい……よ……」
と言って絶命した。
それを、上位絶対者ブレセ・チルマ・フェイバリットに利用され、彼女は、一挙に、トップ歌優(かゆう)として認められたのだ。
絶対者ネダコの死を美談として報じられたのを見た、カノンはブレセ・チルマに抗議。
だが、ブレセ・チルマは
「基本的に絶対者はお前の敵なのだろう?敵の心配をしてどうするんだ?」
と言った。
「敵とは思っていません。彼は、話し合いを望んでいました」
と返したが、それならば、歌優で優勝したら、友達とやらを返すという約束は無かった事にさせてもらうと言われ、苦渋の選択で作られた美談を認めるしかなかった。
その後もユリシーズ達が下位絶対者達を倒すという話を誇張した形で盛り込まれていった。
ユリシーズ達は歌優カノンのスタッフとして認識されている。
そのため、惑星アクアの奴隷達の間では、カノンはカリスマ的な人気を持つようになって来ていた。
ユリシーズ達はカノンの評判が上がるのは嬉しいので、反対する理由はない。
が、カノン本人は誰かの死の上に上がる人気など欲しくはないのだ。
まるで、歯車が狂ったかのようにカノンの思惑と違った方向で人気が上がっていた。
大勢の人気を得るために少数は切り捨ててもかまわない。
その考え方がカノンは嫌だった。
あれこれ悩んでいる内に心労が重なり、ついに倒れてしまったのだ。
心の迷いが出ているからか、その後もあまり作詞出来ていない。
不安定な状況では、ポジティブな歌を作る事は出来なかった。
作れても悲しい曲がメインとなってしまう。
それでも、人気は上がっているが、彼女のテンションは悪循環を繰り返し、逆に下がっていた。
「ありがとう……あんただけでも気づいてくれて……嬉しい……よ……」
と言って絶命した。
それを、上位絶対者ブレセ・チルマ・フェイバリットに利用され、彼女は、一挙に、トップ歌優(かゆう)として認められたのだ。
絶対者ネダコの死を美談として報じられたのを見た、カノンはブレセ・チルマに抗議。
だが、ブレセ・チルマは
「基本的に絶対者はお前の敵なのだろう?敵の心配をしてどうするんだ?」
と言った。
「敵とは思っていません。彼は、話し合いを望んでいました」
と返したが、それならば、歌優で優勝したら、友達とやらを返すという約束は無かった事にさせてもらうと言われ、苦渋の選択で作られた美談を認めるしかなかった。
その後もユリシーズ達が下位絶対者達を倒すという話を誇張した形で盛り込まれていった。
ユリシーズ達は歌優カノンのスタッフとして認識されている。
そのため、惑星アクアの奴隷達の間では、カノンはカリスマ的な人気を持つようになって来ていた。
ユリシーズ達はカノンの評判が上がるのは嬉しいので、反対する理由はない。
が、カノン本人は誰かの死の上に上がる人気など欲しくはないのだ。
まるで、歯車が狂ったかのようにカノンの思惑と違った方向で人気が上がっていた。
大勢の人気を得るために少数は切り捨ててもかまわない。
その考え方がカノンは嫌だった。
あれこれ悩んでいる内に心労が重なり、ついに倒れてしまったのだ。
心の迷いが出ているからか、その後もあまり作詞出来ていない。
不安定な状況では、ポジティブな歌を作る事は出来なかった。
作れても悲しい曲がメインとなってしまう。
それでも、人気は上がっているが、彼女のテンションは悪循環を繰り返し、逆に下がっていた。