黙って琴太の調整を見ていた彼はこう言った。
「ぼ、僕にも何かして下さい。もう、琴太お兄ちゃんが苦しんでいる時に何も出来ないなんて嫌です」
と。
臆病な性格で、決して、前に出ようとしていなかったセレナータがそんな事を言うなど、俄には信じがたい事だったが、彼も琴太が必死に頑張って戦って来ている姿を見て、自分も変わろうと決意したのだ。
が、正直、今のセレナータが戦力になるとは思えなかった。
が、弱いなりにも何か出来る事はある。
アリスは自身のコンピューターをフル稼働して、彼の役割について何億何兆通りものシミュレーションを行った。
そして、
「解ったわ。普段から鍛えていないあなたに出来る事は少ない。だけど、それ故に、敵からはマークが外れているとも言える。1つ、もしくは2つの力だけに集中して特化するのであれば可能かもしれないわね」
と言った。
セレナータは
「はい、それでも良いです。お願いします」
と答えた。
彼が身につける力は2つ。
一つは、アリスのレーザーショットのリフレクター能力。
彼が、アリスのレーザーショットを反射出来れば、その分だけは、攻撃範囲に変化が起きる。
もう一つはフリーズ効果の特殊能力だった。
敵の動きを一瞬止める効果だが、それは敵に触れなくてはならない。
能力的にはも能力浸透度が1なので、能力浸透耐久度が2以上の敵にはまるで効果がない。
非情に微々たる力だ。
だが、微々たる力とは言え、使い方次第では役に立つこともある。
アリスはそれに賭けた。
琴太が目を醒ました時、気のせいかセレナータがやつれている様な感じがした。
が、セレナータの決意を知らない琴太は
「どうした、セレ坊、風邪でもひいたか?」
と言った。
セレナータは
「大丈夫だよ、琴太お兄ちゃん。頑張ろうね」
と言った。
彼が、やった行動は琴太にすれば、
「バカ野郎、王子なんだから、むやみに自身の身体を危険にさらすな」
とか言って怒鳴りそうな事だったが。
「ぼ、僕にも何かして下さい。もう、琴太お兄ちゃんが苦しんでいる時に何も出来ないなんて嫌です」
と。
臆病な性格で、決して、前に出ようとしていなかったセレナータがそんな事を言うなど、俄には信じがたい事だったが、彼も琴太が必死に頑張って戦って来ている姿を見て、自分も変わろうと決意したのだ。
が、正直、今のセレナータが戦力になるとは思えなかった。
が、弱いなりにも何か出来る事はある。
アリスは自身のコンピューターをフル稼働して、彼の役割について何億何兆通りものシミュレーションを行った。
そして、
「解ったわ。普段から鍛えていないあなたに出来る事は少ない。だけど、それ故に、敵からはマークが外れているとも言える。1つ、もしくは2つの力だけに集中して特化するのであれば可能かもしれないわね」
と言った。
セレナータは
「はい、それでも良いです。お願いします」
と答えた。
彼が身につける力は2つ。
一つは、アリスのレーザーショットのリフレクター能力。
彼が、アリスのレーザーショットを反射出来れば、その分だけは、攻撃範囲に変化が起きる。
もう一つはフリーズ効果の特殊能力だった。
敵の動きを一瞬止める効果だが、それは敵に触れなくてはならない。
能力的にはも能力浸透度が1なので、能力浸透耐久度が2以上の敵にはまるで効果がない。
非情に微々たる力だ。
だが、微々たる力とは言え、使い方次第では役に立つこともある。
アリスはそれに賭けた。
琴太が目を醒ました時、気のせいかセレナータがやつれている様な感じがした。
が、セレナータの決意を知らない琴太は
「どうした、セレ坊、風邪でもひいたか?」
と言った。
セレナータは
「大丈夫だよ、琴太お兄ちゃん。頑張ろうね」
と言った。
彼が、やった行動は琴太にすれば、
「バカ野郎、王子なんだから、むやみに自身の身体を危険にさらすな」
とか言って怒鳴りそうな事だったが。