結局、ドゥナは琴太達に、友達に会う前に立ち塞がる壁、敵の情報を何も伝えられなかった。
その先に待つ悲劇も。
そのまま、彼らを送り出してしまった。
琴太達は、それまでの彼女の星見の的中率から彼女の言う事を完全に信用しきっている。
まさか、困難が待ちかまえていようなどとは思ってもいなかった。
アリス達の登場で、琴太は死を免れた。
――が、一度免れたからと言って、後は安心という訳には行かない。
再び、三度、四度と命の危険が襲ってくるという可能性だってあるのだ。
安心して旅を続けていたその一瞬の隙をついて、琴太は忽然と消えた。
「ちょ、ちょっと琴太、どこ行ったの?」
アリスが慌てる。
一瞬の事に何が起きたのか解らなかったからだ。
だが、アリス、ドロシー、ウェンディ、セレナータの前から突然、居なくなった。
あまりの突然の事にみんな反応が出来なかった。
一方、消えた、琴太は――
「どこだ、ここは?」
周りの状況を確認していた。
琴太にとっては突然、景色が変わったのだ。
岩場を歩いていたら、突然、草原に景色が変わった。
土ばかりの星、テララにとっては異質な土地でもある。
「初めまして。琴太君。弟の吟侍君とは何度も会っているんだけど、君と会うのは初めてだよね」
と声をかける者が現れた。
「誰だ、お前?」
警戒心を強める琴太。
目の前に居る存在が自分の想像を遙かに超える力を持っている事は解る。
まともに戦って勝てる相手じゃない。
「君達には【ティアグラ】……そう言えば解るかな?」
「【ティアグラ】だと……?」
琴太はその名前に戦慄を覚える。
義弟の吟侍の心臓になっている7番の化獣ルフォスと互角の力を持つとされている化獣だからだ。
「正確には【ティアグラ】ではないよ。その残留思念のようなものだけどね」
との答えに琴太は更に戦慄する。
琴太は残留思念に対して想像以上の力を感じていたからだ。
その先に待つ悲劇も。
そのまま、彼らを送り出してしまった。
琴太達は、それまでの彼女の星見の的中率から彼女の言う事を完全に信用しきっている。
まさか、困難が待ちかまえていようなどとは思ってもいなかった。
アリス達の登場で、琴太は死を免れた。
――が、一度免れたからと言って、後は安心という訳には行かない。
再び、三度、四度と命の危険が襲ってくるという可能性だってあるのだ。
安心して旅を続けていたその一瞬の隙をついて、琴太は忽然と消えた。
「ちょ、ちょっと琴太、どこ行ったの?」
アリスが慌てる。
一瞬の事に何が起きたのか解らなかったからだ。
だが、アリス、ドロシー、ウェンディ、セレナータの前から突然、居なくなった。
あまりの突然の事にみんな反応が出来なかった。
一方、消えた、琴太は――
「どこだ、ここは?」
周りの状況を確認していた。
琴太にとっては突然、景色が変わったのだ。
岩場を歩いていたら、突然、草原に景色が変わった。
土ばかりの星、テララにとっては異質な土地でもある。
「初めまして。琴太君。弟の吟侍君とは何度も会っているんだけど、君と会うのは初めてだよね」
と声をかける者が現れた。
「誰だ、お前?」
警戒心を強める琴太。
目の前に居る存在が自分の想像を遙かに超える力を持っている事は解る。
まともに戦って勝てる相手じゃない。
「君達には【ティアグラ】……そう言えば解るかな?」
「【ティアグラ】だと……?」
琴太はその名前に戦慄を覚える。
義弟の吟侍の心臓になっている7番の化獣ルフォスと互角の力を持つとされている化獣だからだ。
「正確には【ティアグラ】ではないよ。その残留思念のようなものだけどね」
との答えに琴太は更に戦慄する。
琴太は残留思念に対して想像以上の力を感じていたからだ。