01 ニアリリスDの挑戦
「どうしたものかね……」
私、南条 朱理(なんじょう しゅり)は悩んでいた。
行方不明だった仲間、東 龍也(あずま りゅうや)との再会は果たしたものの、彼は、ニアリリスEのフェロモンに当てられて当分、使い物にならない。
龍也は火の神殿に置いて行く事になり、彼の治療には女神御(めがみ)エテレイン様がつきっきりとなる。
なので、私達のパーティーは私と導造君、ヘスティアとブリジットという初期のメンバーとなっている。
ヘスティアとブリジットは何を考えているかいまいち解らないし、導造君は頼りにならない。
その状態で、ニアリリスと同化した上位絶対者、古怪(グーグワイ)と完全敵対したのだ。
正直、今の戦力で、対抗出来るとは思えない。
ニアリリスはニアリリスE以外の25体は健在だし、それに一気に攻めて来られたら、正直、勝てる見込みはちょっとない。
さらに言えば、私の知らない内に、1番の化獣(ばけもの)ティアグラの使徒、【フォーユー】ともしっかり敵対関係になっているっていうし、この先、不安だらけという状態だ。
そして、その不安の一つ、ニアリリスDから私達に果たし状が届いている。
これを受けた方が良いのかどうか、悩むところなのよね。
恐らく、ニアリリスDはニアリリスEを破壊した導造君を狙ってやってくる。
その点は、実は心配していない。
エテレイン様に切り札を用意して貰っているから、1回だけなら、その襲撃を回避出来ると私は考えている。
ニアリリスEの件で、向こうさんは導造君に、フェロモンの攻撃が無効になっているという事を知っている。
導造君の欠点、女に弱いという部分を徹底的にカバーするエンジェル・ユニットのお陰で、それは防げたけど、これは時間制限があるアイテムだ。
いつまでも防げるというものではない。
だけど、その事は向こうは知らないはず。
ニアリリスDはそれを警戒してやってくるはずだから、別のトラップをこちらで用意させて貰った。
恐らく、ニアリリスDはこのトラップにはまるだろう。
問題はその後だ。
このトラップは一度きりなのだ。
「どうしたものかね……」
私、南条 朱理(なんじょう しゅり)は悩んでいた。
行方不明だった仲間、東 龍也(あずま りゅうや)との再会は果たしたものの、彼は、ニアリリスEのフェロモンに当てられて当分、使い物にならない。
龍也は火の神殿に置いて行く事になり、彼の治療には女神御(めがみ)エテレイン様がつきっきりとなる。
なので、私達のパーティーは私と導造君、ヘスティアとブリジットという初期のメンバーとなっている。
ヘスティアとブリジットは何を考えているかいまいち解らないし、導造君は頼りにならない。
その状態で、ニアリリスと同化した上位絶対者、古怪(グーグワイ)と完全敵対したのだ。
正直、今の戦力で、対抗出来るとは思えない。
ニアリリスはニアリリスE以外の25体は健在だし、それに一気に攻めて来られたら、正直、勝てる見込みはちょっとない。
さらに言えば、私の知らない内に、1番の化獣(ばけもの)ティアグラの使徒、【フォーユー】ともしっかり敵対関係になっているっていうし、この先、不安だらけという状態だ。
そして、その不安の一つ、ニアリリスDから私達に果たし状が届いている。
これを受けた方が良いのかどうか、悩むところなのよね。
恐らく、ニアリリスDはニアリリスEを破壊した導造君を狙ってやってくる。
その点は、実は心配していない。
エテレイン様に切り札を用意して貰っているから、1回だけなら、その襲撃を回避出来ると私は考えている。
ニアリリスEの件で、向こうさんは導造君に、フェロモンの攻撃が無効になっているという事を知っている。
導造君の欠点、女に弱いという部分を徹底的にカバーするエンジェル・ユニットのお陰で、それは防げたけど、これは時間制限があるアイテムだ。
いつまでも防げるというものではない。
だけど、その事は向こうは知らないはず。
ニアリリスDはそれを警戒してやってくるはずだから、別のトラップをこちらで用意させて貰った。
恐らく、ニアリリスDはこのトラップにはまるだろう。
問題はその後だ。
このトラップは一度きりなのだ。