11 第一の開拓冒険
「ね、ねぇ……どうしても着替えなきゃ駄目?」
「そうですよ、何のために水着を持ってきたと思っているんですか?」
「でも、何だかこれ、恥ずかしいよ……」
「卯月さんには会社の広告塔になってもらわないといけませんからね。これからこういうお仕事も増えると思いますよ」
「えぇ~、Xくんじゃ駄目なの?」
「僕が、水着に着替えて誰が喜ぶんですか?」
「着ぐるみ好きの女の子とか?」
「近場の冒険での大半は、リゾート気分を楽しみたい女性達とそれに群がる男性達です。卯月さんの水着姿に、女性達は自分を重ね、男性達はそれを求めてやってきます」
「うぇ~ん、恥ずかしいよぉ~」
「試験に比べたら遙かに楽でしょ。覚悟を決めて下さい」
「はい……」
観念する卯月。
それを見た、Xくんは後でこっそり隠し撮りして自分のコレクションに加えよう――と、ちょっと邪な気持ちを持っていた。
第一の開拓地での二人の仕事分担は――
まず、Xくんが辺りに危険が無いかを調査する。
次に、安全が確認されると食料の調達。
食べられる物かどうかの調査もする。
そして、その後は卯月が水着に着替えて写真撮影。
終わったら、場所を移して、また、Xくんが危険が無いかを調査する事を始める。
というのを繰り返して、安全地帯を出来るだけ多く増やしていって、それをマップに書き込む作業をするというものだった。
さして危険も無い――
そう思われた第一開拓地だったが、
「きゃああぁぁぁぁっ……」
「どうしました?っておわっ」
「こっち来ないで、見えちゃう……」
「こ、これはいけません――鼻血――いや、水着を溶かす生物がいたとは」
少し沖での撮影中、突然、慌てる卯月に何かあったのかと近づくXくん。
どうやら、海中に布を溶かす成分の墨を吐くタコがいたようだった。
しかもそのタコ、
「ちょっと……放して……いや……くすぐったい……」
どうやら女性が大好きなようで、卯月に絡みついて離れようとしなかった。
これはこれで、エッチな画像が――
いやいや、そんな場合ではとエロダコを追い払い、溶けてしまったブラの代わりにXくんはタオルを差し出した。
「いけませんね……タコに要注意……と」
「もう、いや……こんなの……」
「いえいえ、大発見でしたよ。これで、女性達に注意を促せますし。あまり沖には行かない方が良さそうですね。大手柄ですよ、卯月さん」
「ひーん、嬉しくないよぉ~」
この様な事を繰り返して、いくつかの注意点などを明記し、第一の開拓冒険を終えたのだった。
「ね、ねぇ……どうしても着替えなきゃ駄目?」
「そうですよ、何のために水着を持ってきたと思っているんですか?」
「でも、何だかこれ、恥ずかしいよ……」
「卯月さんには会社の広告塔になってもらわないといけませんからね。これからこういうお仕事も増えると思いますよ」
「えぇ~、Xくんじゃ駄目なの?」
「僕が、水着に着替えて誰が喜ぶんですか?」
「着ぐるみ好きの女の子とか?」
「近場の冒険での大半は、リゾート気分を楽しみたい女性達とそれに群がる男性達です。卯月さんの水着姿に、女性達は自分を重ね、男性達はそれを求めてやってきます」
「うぇ~ん、恥ずかしいよぉ~」
「試験に比べたら遙かに楽でしょ。覚悟を決めて下さい」
「はい……」
観念する卯月。
それを見た、Xくんは後でこっそり隠し撮りして自分のコレクションに加えよう――と、ちょっと邪な気持ちを持っていた。
第一の開拓地での二人の仕事分担は――
まず、Xくんが辺りに危険が無いかを調査する。
次に、安全が確認されると食料の調達。
食べられる物かどうかの調査もする。
そして、その後は卯月が水着に着替えて写真撮影。
終わったら、場所を移して、また、Xくんが危険が無いかを調査する事を始める。
というのを繰り返して、安全地帯を出来るだけ多く増やしていって、それをマップに書き込む作業をするというものだった。
さして危険も無い――
そう思われた第一開拓地だったが、
「きゃああぁぁぁぁっ……」
「どうしました?っておわっ」
「こっち来ないで、見えちゃう……」
「こ、これはいけません――鼻血――いや、水着を溶かす生物がいたとは」
少し沖での撮影中、突然、慌てる卯月に何かあったのかと近づくXくん。
どうやら、海中に布を溶かす成分の墨を吐くタコがいたようだった。
しかもそのタコ、
「ちょっと……放して……いや……くすぐったい……」
どうやら女性が大好きなようで、卯月に絡みついて離れようとしなかった。
これはこれで、エッチな画像が――
いやいや、そんな場合ではとエロダコを追い払い、溶けてしまったブラの代わりにXくんはタオルを差し出した。
「いけませんね……タコに要注意……と」
「もう、いや……こんなの……」
「いえいえ、大発見でしたよ。これで、女性達に注意を促せますし。あまり沖には行かない方が良さそうですね。大手柄ですよ、卯月さん」
「ひーん、嬉しくないよぉ~」
この様な事を繰り返して、いくつかの注意点などを明記し、第一の開拓冒険を終えたのだった。