試しに、色んな所を征服をしてみた。
 だが、支配すると統治をしなくてはならない。
 それがオルオティーナにとってはおっくうな事だった。
 何で、わらわはこんなどうでも良い者共を支配せねばならんのじゃ。
 そう思っているから、クーデターが起きるとそのまま放置し、目の前に危険が迫った時のみ、火の粉を払うかの様に対処していった。
 クーデターの数に対し、退屈な支配体制の管理をする事がたまらなく嫌になり、いつしか、他者に政権を譲渡し、征服者の座から降りていった。
 敵のいなくなった彼女はする事が無くなった。
 だから暇を持て余していた。